不妊でお悩み 夏の基礎体温が乱れる要素

2018年08月5日

こんにちは。
静岡県御殿場市の整体院
長澤健康院 長澤です。

 

今回は最近目につく基礎体温の乱れについてです。

 

今まで基礎体温が順調に2層に分かれていたり
周期が28日~30日と安定していた方々が 
夏になって乱れてしまうケースが見受けられます。

 

なぜ乱れてしまうのか?

 

簡単に言えば暑さです。

 

気温が38℃や中には40℃を超えるような日も。
これだけ暑くなれば冷たい物を摂りたくなるのも当然です。

冷たい物の摂り過ぎで結果
カラダ(お腹)を冷やしてしまい
卵巣の機能が低下を起こし乱します。

 

それともう一つ感じるのが
“頭の熱のこもり”です。

脳がある頭というのは実は非常に熱がこもりやすい部分です。

カラダの良く使うところに血液やエネルギーは集まりますが
脳は常に働き続けてくれる部分です。

パソコンやスマートフォンが熱を持つと起動がおかしくなりますよね。
人のカラダも一緒です。

 

脳が正常に働くことで出来る温度は41℃くらいまで。
42~43℃以上のなると耐えられなくなると言われています。

さすがにここまで脳の熱が上がることはないですが
気温が40℃近く、アスファルトの上では50℃にもなる
そのような環境では少なからず誤作動だって起こします。

室温が25℃から高くなるたびに
集中力が落ちるという話もあるくらいです。

質の良い睡眠の確保を

とくに暑さのせいで
夜の寝つきが悪くなったり
睡眠の質が落ちてしまったりすれば
脳の視床下部・下垂体という
自律神経やホルモンの調整機関がうまく働かず
基礎体温は不安定となります。

 

エアコンでの冷房が苦手で
使用を控える方もいらっしゃいますが
設定温度を28~30℃と高めにしたり
直接風が当たらないようにするといった工夫で
冷房の害は回避しやすいので
質の良い睡眠を心掛けて下さいね。

 

あと、髪を洗い終わったら
少し冷たい水で頭を物理的に冷やすことも
いいかもしれません。
(頭が締め付けられるような頭痛の時には控えましょう)