温め過ぎが冷え症を作る!?
2019年01月9日
こんにちは。
静岡県御殿場市で
頭痛や不妊整体を行っています
長澤健康院 長澤です。
カラダを温めることについて考えてゆきましょう。
女性にとって冷えは良くはない!
という事は当然のようにご存知でしょう。
実際、冷え症のお悩みで来院される方も
多くいらっしゃいます。
毛細血管の問題
手足の冷えがあるという事で考えられるのが
毛細血管の働きが低下している可能性です。
毛細血管とは動脈と静脈を繋ぐ非常に細い血管です。
太い血管から徐々に細い血管へと枝分かれしてゆき
一番末端の血管だと思っておけば分かりやすいですね。
手足は心臓から遠く離れた場所にあるので循環が滞りやすいんですね。
手足の冷え=毛細血管の働きの低下
は分かりやすいですね。
それと、
毛細血管の働きが低下しているという事は
内臓の働きも低下している
と考えてもおかしくないんです。
とくに子宮や卵巣といった骨盤内臓器は毛細血管のかたまりで
手足への血管よりも細いモノもあります。
酸素や栄養・ホルモンは血液によって運ばれますから
血液循環が悪いというのはすごく不利な条件です。
とくに毛細血管というのは収縮すると
キューッと見えなくなるほどになるので
開いたり閉じたりの働きをしっかりさせておくことは
もの凄く大事です。
間違った対策がカラダを冷やすことも…
カラダを冷やさないために温める
これはとても大切な事です。
しかしチョット間違った対応によって
反対にカラダを冷やしてしまうこともあります。
以下のようなことはしてはいませんか?
- 靴下を重ね履きしている
- 寝る時も靴下を履いている
- 腹巻を常にしている
- 何枚も腹巻をしている
- 寝ている時も腹巻をしている
- 一日中カイロをお腹や足腰へ当てている
これらに一つでも当てはまる方は
カラダを冷やしている可能性が大!
これらの事をしていると
靴下や腹巻・カイロの下で
汗をかいている事はありませんか?
汗をかくという事は温め過ぎた結果
冷やすことをカラダが選んでしまっているのです。
(夏に汗をかくのは体温を下げる為ですよね)
また、かいた汗によって濡れて
冷やしてしまうケースも。
熱を与え続けることで
反対に冷やしてしまっている・・・
凄くもったいない事ですよね。
どうしても寒い所へ行くときなどに
防寒をしたりカイロを使うことは必要でしょう。
ただし、日常から使用し続けることで
結果、冷やしてしまっている事に繋がってしまうんです。
やはり自ら熱を作り出せるようにしてゆく事が
冷え性対策の最重要であり一番の方法でしょうね。
熱を作り出すには筋肉を使う事です。
とくに下半身には
カラダ全体の70%の筋肉がついているので
脚を使う事が大切です。
その点で言うと
踏み台昇降運動はオススメです。
脚を上げる動作は
大腰筋・腸腰筋といった
骨盤を支える大きな筋肉です。
大腰筋や腸腰筋といった筋肉は
子宮・卵巣の非常に近くを通っているので
ダイレクトに骨盤内臓の熱を作り上げてくれます。
まとめ
カラダを温める事は決して間違ってはいません。
しかし熱をあたえすぎたり
守りすぎたりすることが
かえって冷やす要因になってしまうことも知っておいて下さい。
始めは不安かもしれませんが
むやみにカイロや腹巻を使わずに
熱を作り出すセルフケアをすることで
冷え症から解消されている方々はいらっしゃるので
一緒に熱体質を作ってゆきましょう♪