寒い時に腰が痛みやすいワケとは
2022年02月11日
こんにちは。
静岡県御殿場市の女性のためのセラピー
長澤健康院 院長の長澤です。
寒い時期になると
腰が痛くなるなんて事ありませんか?
それって理由があるんです。
血管がキュッとなる
寒い時って血管はキュッと縮こまります。
これってなぜだと思います?
それは緊張状態だからです。
めっちゃ寒い時に
あ〜、心地いいなぁ〜
って肩の力が抜けている人はかなりの強者!
ほとんどの一般的な人は
寒っ!ってカラダは縮こまり
カラダに力が入りますね。
寒さって緊急事態なんです。
鳥肌が立つときは
寒い時だけでなく恐怖な時もありますよね。
緊張状態では
末端の血流は悪くなります。
それは手足もそうですが
筋肉にも血液は流れていて
やはりここも末端の血管があるんです。
血液によって
栄養や酸素やホルモンも各場所に届けられるので
腰も循環障害で栄養・酸素不足の
弱った状態になっていると言えます。
筋肉が緊張しているところへ
自律神経としても緊張状態というのは
血管を収縮させます。
それと同時に筋肉も硬くさせます。
なにせ緊急事態ですから。
さて、
このような緊急事態の力が入った状態で
重いモノを持ったりして
頑張って無理させてしまうと
どうなってしまうでしょう?
緊張・緊急状態 × 頑張り=めっちゃ頑張り!
となりますね。
結果…腰痛を起こしてしまうんです。
血管は収縮し血流が悪いことで
栄養や酸素が届きづらい
または炎症物質が滞りやすく溜まった状態。
そこへ負担をかけてしまうと
筋肉や靭帯としても
耐えきれなくなってしまうのも
無理もないかもしれませんね。
本当の問題は日常的なもの
突然重いモノを持たなければならなかった…
急に気温が寒くなった…
これはしょうがない事です。
本当の問題なのは
日常的な緊張の積み重ねです。
睡眠不足など睡眠の質が低下していると
十分な休息が取れていないので
慢性的な疲れとなります。
暴飲暴食のような
胃腸や肝臓に負担がかかっていると
消化吸収や解毒というのは
カラダにとってスゴくエネルギーを必要とします。
慢性疲労 × 緊張・緊急状態 × 頑張り=めちゃめちゃ頑張り!
痛めてしまう可能性はグッと高まります。
日頃から余計な疲れを溜めておかない事って必要ですね。
これって腰の痛みだけでなく
便秘や生理痛・妊活でも関係があることですからね。
カラダが歪んだ状態というのが
そもそも交感神経優位の
緊張を引き起こす条件なんです。
姿勢のことも含め
いつでも長澤健康院にご相談くださいね。