手足の冷えは卵の質や着床・不育の影響に
2022年05月4日
こんにちは。
静岡県御殿場市の妊活整体セラピー
長澤健康院 院長の長澤です。
手足が冷える状態というのは
卵子や受精卵を育ててゆくためには
ちょっと不利なのでしっかり対策したいですね。
手足も内臓も末梢血管
血管というのは色々なサイズ感があります。
心臓からスタートして
大きく太い血管→中くらいの血管→細い血管→めっちゃ細い血管(ここが手足の末端や臓器)
簡単にいうとそんな感じです。
イメージでいうなら
大きな川(多摩川や江戸川みたいな)→近所の大きな川→家の近くの名前の知らない川→小さな水路
こんな感じです。
水路まで水が届くことで、田んぼのある地域では水が供給され稲が育ちお米が収穫出来ますよね。
手足の指先や内臓も末端なので、手足の先が冷えるということは内臓も血流が悪くなり冷えていたり、上手に活動できていないかもしれませんね。
酸素や栄養・ホルモンも届ける毛細血管
指先や内臓へは、毛細血管という本当に細い血管が通っています。
そのサイズは赤血球がやっと通れるくらいなのでよっぽど細いですね。
この毛細血管を通って酸素や栄養やホルモンなどは届けられます。
卵子を育てるためには卵巣へしっかりと届けることで
- 卵の質が良くなる
- 卵が育つので採卵しやすい
- 遺残卵胞が消える
という環境が出来上がります。
子宮にとっても
- 内膜が厚くなる
- 着床しやすい
- 着床後に受精卵を育てられる
という状態を迎えられるようになります。
妊活として栄養を気をつけていても
上手に届いていないともったいないですよね。
血管を動かすために
この毛細血管は自律神経の影響を受けています。
緊張すると手先が冷たくなったりするのはこの為です。
緊張しないこと
ストレスを溜めないこと
って言われても正直難しいですよね…
どうにもならない事なんて沢山ありますから。
そこでセラピーです。
背骨のあたりに自律神経というのは伸びています。
そこを緩めてゆく事で自律神経は
緊張モードから緩んでいくことが出来ます。
他にも自律神経にかかわる箇所というのは沢山あります。
長澤健康院では、各箇所を温めて気持ちよくなってもらうことで、
手足の冷えが改善されて、卵の育ちがよくなった結果
- 生理周期が整った
- 採卵ができるようになった
- 胚盤胞まで進んだ
という声をいただきます。
その後も
流産の経験がある方からも、妊娠反応や安定期へのご報告を受けています。
手足の冷えを温めるだけでなく
循環できるカラダ作りを目指してゆきますよう!