男性側の精子について

2018年10月19日

こんにちは。

静岡県御殿場市で

頭痛や不妊整体をしております

長澤健康院 長澤です。

 

不妊のお悩みの中で卵子の質の問題が取り上げられますが

男性側の精子の問題も重要となります。

 

女性だけが原因ではありません

 

妊娠に関して女性の仕事

と思っている男性も多い事と思います。

 

男性は不妊のクリニックへ受診する

ということに抵抗を感じる方も多いのですが

出産・妊娠の半分は男性の責任となります。

(もちろん、ご夫婦でともに妊活を意識高く取り組まれている方々もいらっしゃいます)

 

WHO(世界保健機構)の調査では

不妊の原因の

24%が男性のみ

24%が男女とも

という調査結果が出ております。

つまり男性が関わる不妊の原因は48%を占めます。

 

一般的に男性は不妊治療に対し消極的ではありますが

しかしながら検査は夫婦ともに受けることが大切

という事も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

 

精子は再生産されます

 

精子は精巣の中にある精細管とよばれる管の中で

細胞分裂を繰り返し74日間かけて造られています。

 

精子はどんどん再生産されるので

射精の回数が多くなることで

数が少なくなるという噂もありますが

そんなことはありません。

 

タイミング法や精液検査・採取を試みる際に

禁欲期間を長くするケースがありますが

反対に禁欲期間が長くなることによって

精子のDNA損傷率が高くなったり

死滅精子(非運動精子)が増える

ことも実証されているそうです。

 

そのことにより元気の良い精子の

活動の足を引っ張ってしまうと言われています。

 

禁欲期間をもうけることで

精液の量は増えるので

「勝負の日」に向けては

0~2日の禁欲期間を考えておいて下さい。

 

健康な精子は健康的なカラダによって

 

男性は精巣機能が衰えない限り

新しい精子を造ることが出来ます。

精子の機能をあげるためには

  • 良い睡眠を確保する
  • 禁煙
  • お酒を飲み過ぎない
  • 食生活に気をつける
  • 適度にカラダを動かす
  • 禁欲期間は短かく
  • ヒザの上でのパソコン作業を避ける
  • 睾丸を温めすぎない
  • 長時間のバイクや自転車に注意
  • 育毛剤を避ける

 

日常の生活習慣を見直してみましょう。

 

新しく造れるということは

その時々で精子の質は変わってきます。

74日間(約3ヶ月)前の健康状態が影響します。

 

ということは精子の質を生活習慣によって

良くも悪くもする

という事ですね。

 

男性は1度検査をして問題がなかったから

と言って全てを女性任せにしてはいけないですよね。

 

長澤健康院での経験でも

骨盤・鼠径部周辺含めた施術や

生活習慣を心掛けていただいたことで

精子の質が上がった方々はいらっしゃいます。

 

妊活は女性だけの問題ではありません。

パートナーと共に健康的なカラダを心掛けましょう